ウイッグの取り扱い方

ウイッグはお手入れをしっかりするだけで、快適な状態が長く保たれます。

【ウイッグのブラッシングの方法】

ウイッグの使用前と使用後にブラッシングすることで、ほこりや汚れを取り、絡みもなくなるので感触が良くなりもちも良くなります。

①金ブラシ、ダッカールを用意します。先にケア剤をまんべんなく塗布しておきましょう。

②毛束をいくつかのブロックに分けてダッカールで止めておき、まずは毛先から優しくブラッシングしていきます。

③次に中間の部分そしてトップの部分まで進みます。途中絡む場合は無理に引っ張らずに毛束を持ちながら梳かします。

④ウイッグは毛流れが良くなり、感触もふわっと柔らかく感じます。
ご質問、わからないことがあればお気軽にご相談下さい。

【ウイッグのシャンプーの方法】

ウイッグの髪の汚れと頭皮に触れるネット部分の汚れを取ることで清潔に快適にお使いいただけます。

シャンプーの頻度
毎日朝から夜までお使いの方で1週間に1回くらいですが、汗をかく季節などは週2-3回くらい洗うことをお勧めします。ウイッグの髪の手触りが悪くなったり、見た目につやがなくなってきたらシャンプーをしましょう。そのまま使用していると髪のダメージの原因にもなります。

①まず、シャンプー前にブラッシングで毛のもつれやほこりを落としましょう。
ウイッグのブラッシングの時は、静電気防止のため金ブラシの使用をお勧めします。

②洗面器や洗面所台に水もしくはぬるま湯をためて、そこにシャンプー剤を入れまんべんなく泡立てます。
(約水2Lに15mlのシャンプー剤)

③ウイッグを裏返しにしてからシャンプー液につけます。
裏返しにすることで、髪が絡みにくくなり、ネットや人工頭皮についた皮脂や汗の汚れが落ちやすくなります。
部分ウイッグを洗う時は、ピンは閉じておきましょう。

④シャンプー剤につけたウイッグは5~10分そのまま置いておきましょう。この時押したり揉んだりしないように注意しましょう。
ロングヘアのウイッグはカバーネットに入れると絡みにくいです。

⑤ウイッグを軽く絞りいったん水を取り替えましょう。

⑥ため濯ぎを2-3回繰り返します。ロングヘアの場合は髪が絡まないように静かにすすぎましょう。

⑦濯ぎが終わり軽く絞ったらタオルで包み、軽く押さえながら水けを取ります。この時、なるべく大き目のタオルで場所を変えながら水けを取る方が早く乾きます。

⑧洗い流さないトリートメントなどを全体につけ、金ブラシで梳かします。その後ウイッグスタンドなどで風通しの良い場所で自然乾燥します。
ご質問、わからないことがあればお気軽にご相談下さい。

【ウイッグの乾かし方】

ミックス毛の乾燥は自然乾燥がお勧めです。

①シャンプー後ウィッグスタンドにのせて自然乾燥をします。

②春から秋まではほとんど自然乾燥で乾きますが、梅雨や冬で乾きがあまり良くない時やお急ぎの時は500~600wのドライヤーをウイッグから少し離して乾かすこともできます。
ただし、高温での処理は髪の素材や人工頭皮の部分の縮れや劣化の原因となりますのでご注意下さい。
ドライヤーを使われるときは、高い熱にならないように温風と冷風を交互に使用されるのがお勧めです。

毛先の感触がパサつきが気になる場合は再度洗い流さないトリートメントや保湿剤などを塗布すると感触が良くなりツヤもでます。
ご質問、わからないことがあればお気軽にご相談下さい。

【ウイッグのかぶり方】

 

  被り方Q.
初めてのウイッグを使う方は、コツを知るだけで、簡単にウイッグを被ることが出来ます。

①まずウィッグを金ブラシでブラッシングします。

②次に両手でウィッグの人工頭皮の部分を持ち、さっと頭の上にのせます。(画像はわかりやすいように片手にしています)

③そして、ゆっくりウィッグを深く被ります。

④左右両側の耳上の場所にあるやや硬めの部分があることを確認します。
(注)*画像はわかりやすいように裏側にしてあります。

⑤その硬い部分が、左右同じ高さになるように両手で調整します。
(注)*画像はわかりやすいように裏側にしてあります。

⑥最後にウイッグの生え際を自分の生え際の1~1.5センチくらい後ろくらいにすると自然に見えます。 ただし、人によってはおでこの広さや頭の形や頭の大きさなどで違いますし、被り方の好み(深い・浅いなど)もありますので、調整してみてください。
(注)*画像はわかりやすいように裏側にしてあります。

ウイッグ製作後に一緒に被る練習をします。その時に位置の確認も一緒にしますので、ご安心下さい。

【ウイッグのメンテナンス】

ミックス毛は静電気に弱く、服や肌などの摩擦により毛先にチリつきが出てしまします。そのチリつきをご自宅でストレートアイロンで簡単にとることが出来ます(注)*アイロン使用時のやけどには十分ご注意下さい。

①最初に、スタンドもしくはウイッグクランプ、リングコーム、ダッカール、アイロン、ケア剤、霧吹きを用意します。
髪はアイロンがしやすいように先にダッカールでブロッキングしておきましょう。

②まず襟足の部分の絡みや縮れからメンテナンスしていきます。
この部分が一番最初に手触りが悪くなってくる場所です。
あまりひどくなる前にこまめにメンテナンスしましょう。

③かなりチリチリになっている場合は少量ずつメンテナンスしていきます。

④リングコームで少しずつ梳かしていきますが、絡みがひどくコームが入らない場合にはコームの後ろの柄の細い部分を使って縦に動かし絡みをすごしずつほぐしていきます。

⑤その後 毛先の部分の髪を水で濡らします、あればケア剤などを塗布しアイロンをかけます。
熱は150℃から160℃くらいです。慣れないうちは130℃位でゆっくりアイロンを動かします。何回か同じ場所をアイロンがけします。

⑥毛先を数回アイロンをかけて絡みがなくなりましたら、中間、根本とアイロンかけていきます。
毛先以外はそれほど絡みや縮れませんので、軽くアイロンをあてる感じで大丈夫です。

⑦襟足部分をメンテナンスするとこんな感じになります。

⑧襟足部分の上のブロッキングした髪を下ろしましたら、同じようにアイロンをかけます。

⑨少しずつ上の場所に移動しながらアイロンをかけていきます。

⑩後ろの部分のアイロンが終わりました。

⑪全体のアイロンでのメンテナンスが終わりです。横からみても襟足部分の毛先もきれいに収まっています。
最後に、洗い流さないトリートメントを全体に付け、金ブラシでとかします。毛先や襟足の絡みやすい部分にはしっかり馴染むように塗布してください。