化学治療や円形脱毛、突然の病気やケガによる脱毛・薄毛などで、初めてウイッグを選ぶのにご不安なお子様や親御さんにも美容室ありすは対応させていただいております。

小・中学校・高校での生活は、お子様にとって友達と過ごす大切な時間。

休日も外出や習いものに行くなど毎日予定はいっぱい。

そんなお子様が学校生活も学校以外の生活も普段通りできるよう応援しています。


髪のことでいじめられたりからかわれたりしないで、笑顔で過ごすことができますように見た目も自然で付け心地の良いウィッグがあることで、精神的な負担が減り安心していただけるよう、お子様にはなるべく学校生活に柔軟に対応できる品質の高いウィッグをお勧めします。

美容室ありすは、子供用かつらも医療用スリール(ただし小学生は高学年より)で対応させていただいております。

尚、他社のメーカーのウイッグをご使用のお子様のウイッグのカットなども対応いたしますので、ご相談下さい。(ただし、一部対応できないメーカーもありますので、事前にご相談下さい。)

ウィッグが必要だけど多くの時間を学校で過ごすこの時期

「授業中ウィッグがズレたり外れたりしない?」

「ウィッグ着けていることで、からかわれたら…」

そんなご不安やご要望から安心してウイッグを選ぶポイントをまとめてみました。

1.ウイッグやお店を選ぶポイント


装着が簡単で自分でできること


大人と違いお子様特に年齢が低いほど、毎回自分で被ったり脱いだりという行為が最初は慣れません。

一般的に通販や低価格のウイッグは、頭に一度ネットを被り、そこにピンを留めたり、テープで肌に固定したりするものも多く、お子様には煩雑で、ウイッグを被ることだけでもハードルも高くなってしまいます。

なるべく簡単に装着できるようシンプルな「帽子のようにかぶるだけでいい」ウイッグをお勧めします。

頭にフイットしていて、長時間着けるものだからつけ心地の良いものを


お子さんは、大人に比べて活動が活発です。ですから、すぐにウイッグがずれたり脱げたりする心配がないもの、そして、長い時間被っていても締め付けなどが感じにくく、通気性があり快適であることが必須条件です。

ですから、ウイッグの中のネットの大きさが一人一人にきちんと調整できるもの、そして頭皮に当たる素材が肌に優しく伸縮性のあるものをお勧めします。

見た目もテカリなどなく手触りも自然で違和感がないこと

一般的に通販や低価格のウイッグは素材がアクリルなどで出来ており、いわゆる髪に変なテカリがあったり感触が固くいかにもお人形さんの髪のような素材のものが使われていることが多いです。

自然に見えるかつらのポイントの一つとして毛の光沢、色等が自毛に近いことが重要。

なるべく素材の良いものを用いて総手植えで作られているものが、他の方がみても自然にみえて違和感が少ないです。

つむじや分け目が見えても大丈夫なものを

通常流通しているウイッグは、分け目が一定の場所で自由度がなく、つむじのないものも多いです。

お子様が使用するウイッグは、背が大人ほど大きくないことや学校の椅子に座っている状態で友達などから上から見られることが多いため、頭頂部から見られるのではと視線がとても気になります。

ですので、頭頂部には、なるべく薄手でソフトな感触の生地に髪を一本一本手植えで丁寧に作られているものをお勧めします。

職人がきちんと植毛した良質なウイッグは、地肌から髪が生えているような見た目ですので、いつでも上から見られても安心です。

かつらや自髪についての相談やアドバイス・ケアなどをして貰えることが出来る専門の美容師がいること


ウイッグを選ぶときには、ウイッグの性能や価格だけでなく、ウイッグを扱える専門の美容師がサポートしてくれることも大事です。

特に、ウイッグについて親子でわからない事ばかりでとても不安だと思います。
そんな時、安心してお子さんの自髪についての相談やウイッグの使い方のアドバイスやケアの方法などを相談できること。

ウイッグの下の自髪のことも対応して貰えることが出来る専門の美容師がいること。

その経験豊富なプロの美容師にお子様にお似合いになるようにウイッグをカットして貰えること。

「いかにもかつらっぽいスタイル」にならない為には、カット技術もとても重要なポイントです。

そして、子供ならではの問題や悩みなどが日々出てくると思います。
そういうときでも個室で他の方の視線が気にならず、お子さんときちんと対応できる人がいることがとても大切です。

メンテナンスが簡単に自宅でも出来ること


人毛ウイッグとミックス毛のウイッグのどちらにするか、選ばれるときにとても悩むと思います。

それぞれメリットデメリットがありますので一概にこちらということはなく、お一人お一人状況によって選択肢は分かれます。まずここではメンテナンスのみについて比べてみます。

人毛の場合、お子さんが毎回洗った後にブローやセットを行うのは時間もかかり、手間もかかります。人毛ならでの退色や髪の傷みやすさなども考慮しますと、お子さんが使用するときはご家族のご協力も必要となります。

ミックス毛ですと、シャンプー後ブローもいらずスタンドに立てておいて自然乾燥となります。静電気による縮れや絡みがありますが、ほとんどアイロンで対応できますので、自宅でも簡単にメンテナンスが出来ます。

特に、人毛+形状安定人工毛のミックスは崩れたスタイルも手ぐしで戻せます。
小学生高学年くらいからは練習すればできます。ウイッグを長く快適に使うためにも自宅でのメンテナンスをお勧めしています。

スリールは、自然に見えるかつらのポイントの一つとしての毛の光沢、髪色等が自毛に近いこと、不自然なテカリがなく、自然なツヤ感となめらかな指通りで、お子様の自然なつや髪を再現できます。

自然に見えるよう改良された人工毛を使用し、良質な仕様で自然な風合いを実現。
学校でも違和感のない自然な髪色なので、同年代のお子さまと一緒に見た目に悩むことなくのびのびとお過ごしいただけます。

ウィッグがバレる原因の一つはつむじです。スリールのつむじは、お友達と見比べてもわからないほど自然。
その秘密は、総手植えによるふんわりとした髪の立ち上がりと、色からこだわった人工肌にあります。

クオリティの高いつむじだから、通学時の電車や授業中ノートを取る際など、上から見られる場面だけでなく、近くで見られても触れられても安心。

また、今までできなかったヘアアレンジも、お友達と同じように楽しめますので、学校生活も休日も自由にお過ごしいただけます。
軽くて通気性に優れているので、運動量が多くて汗っかきのお子様でも、不快感が少ないことも特徴です。

美容室ありすは、細かいご希望を伺いながらお子様のお顔立ちとのバランスを考えてスタイルを作ります。
ウイッグを実際に被った状態で、まるで自毛をカットしているような感覚で仕上げてゆきますのでお子さまにも好評です。

ウィッグメーカーの提携サロンや大手メーカーのCMなどにかかる余計なコストを削減しているため、高品質の医療用ウィッグを良心的な価格でご提供しています。

1年間で無料で行う調整カットやサイズ調整・メンテナンスは、お客様が生活の中で違和感を感じる箇所を丁寧に馴染ませるためのものです。お客様がストレスなく医療用ウィッグをお使いいただけるようサポートいたします。

商品の詳細や製作についてのお問い合わせはお電話やメールで承っております。
ご不明点などお気軽にご相談ください。 お問い合わせはこちら

2.大切なお子様のウイッグを大切に長くお使いいただくために

ウィッグは購入したら終わりではありません。

大切なウィッグを長くお使いいただけるよう、美容室ありすではウィッグのメンテナンスと一緒に、地毛のカットやカラーも対応が可能です。(一部仕様によっては対応できないウイッグもあります)

普通の美容室には行きづらいという方も、お気軽にご利用いただけます。

3.脱毛の状態によるお子様のウイッグの選び方(例)


円形脱毛症の方

円形脱毛など初めて脱毛された方は、とりあえず急いで脱毛の状況に合わせて部分ウィッグを作られる方もいらっしゃいますが、時間がたつと症状が進行したり脱毛箇所があちこちに移動したり円形の脱毛部分がつながって広がってしまったりした時にウイッグの大きさがあわなくなることがあります。

そうした場合に、再度大きなかつらを買い直すのは、金銭的にもまた精神的にもかなり負担になってしまいます。

そういった場合に大手のメーカーの高額なウイッグを焦って買ってしまったりネットや通販でとりあえずのものを購入し、のちに再購入や使わなくなってしまうことが多いです。

脱毛箇所が不安定な状態では、まずご相談いただき、今後の様子を見ながらウイッグの用意をすることがお勧めです。脱毛の状態によりますが、突然全体の髪が抜けてしまうこともありますし、お子様ですと、部分ウイッグよりフルウイッグのほうが自髪との違和感が少ないです。

そのため、どうしてもすぐにお使いになりたい場合はセミオーダーのフルウイッグをお勧めしています。

化学治療による脱毛

抗がん剤治療を始めることが決まったら、事前に脱毛のため医療用ウィッグの準備をする方が多いと思います。
薬の種類によって髪の抜け方や抜ける時期は一人一人違います。

お子様の治療の場合特に脱毛の状態がわかりにくいので、なるべくフルウィッグをオススメします。

治療の開始まであまり時間がないという方には、すぐに手に入るセミオーダーウィッグをお勧めしています。

抜毛症

抜毛症とは、自分で自分の毛を抜いてしまう病気です。症状は自覚のある場合と無意識で気が付かない時自分で髪を抜いてしまうことがあります。

毎回決まった同じ部分だけを抜くことが多く、脱毛の範囲が狭い場合には部分ウィッグを用意し、症状が進みあちこちに脱毛がある場合にはフルウイッグをお勧めしています。

そして、ウィッグを被ることによって、自分の髪を抜くことがを避けられることにもなります。

その他(アレルギー性・膠原病・他)

何らかのアレルギーや免疫異常疾患があるお子さんが急に脱毛する場合もあります。
部分的な脱毛だけでなく全体的に薄くなったなど、脱毛の状態も人それぞれです。

お子さんの脱毛の状態や生活の状態に合わせてご相談をお受けしています。

生来の薄毛

幼少の時から髪が薄く悩んでいる、家族に薄毛の人がいて、体質的に似ている場合など思春期に髪が少ないことで悩んでいたり好きな髪型が出来ずに悩みやストレスがたまるなど、脱毛や薄毛の状態も人それぞれです。

お子さんの髪の状態や生活の状態に合わせてご相談をお受けしています。